2011年2月22日火曜日

ディリチョールの子供たちにライトを贈ろう!

電気の無いディリチョール村の学校で勉強する子供たちに、ライトを贈る活動をしています。

Image2

Image1

詳細はDreamEnergy

のページで

◎省エネ
・消費電力は通常白熱電灯に比べて約1/10~1/20です

◎環境に優しい
・人力で発電する為、CO2の出ない照明装置です
・LEDは発光時に熱を発生せず安心です。
また、紫外線量も非常に少ないため、熱や紫外線の影響を受ける対象物にも
安心して光を当てられます
・LEDライトは、虫が好む紫外線をほとんど出さないので、
室内に虫が侵入することがあまりありません

◎長寿命
・手廻し発電機、ソーラーパネルはくり返し使えます
・LEDはほとんど球切れが無く長寿命です

2011年2月1日火曜日

NGO ネパールカルナリ協力会について

リナモッチェハイスクールと生徒

1991年5月から東京世田谷の私立日本学園の中学・高校生が地域のアルミ缶を回収して、資源リサイクルした収益金でネパールの子供たちの教育支援活動を開始しました。その後、生徒の活動を支え、ネパールの村の教育、農村開発の支援を行うNGO「ネパールカルナリ協力会」がOB、生徒の親、教員、地域の人々、賛同者と共に1992年3月に結成されました。
1994年12月、ネパール西部のカルナリ県ディリチョール村にリナモッチェ10年制の学校が完成しました。当初200人だった生徒も、2010年には800人に増え、教室、トイレ、寮も不足がちです。教育支援に加え農業自立支援に取り組み、自立できる農村開発を目指しています。

「自給不足」の村・ディリチョール

西ネパール。カルナリ県ジュムラ郡ディリチョール村。カンジローバ・ヒマールを背に首都カトマンズの西、直線で350キロにある標高2600メートルの寒村。宗教は土着宗教、ラマ教、ヒンズー教。雨季は5月から9月半ばまで。雪は12月から2月まで。雹は5月まで。
ディリチョールVDCは、ガンジス川の支流の一つチョーダビセ川に沿って9村(人口4500人)からなる。農産物は主食の米(赤米)、ヒエ、トウモロコシ、そば、チヌ、じゃがいも。野菜は少ない、カnp4ボチャ、ニンジン、キュウリ、など。耕地面積、技術共に不足。生産量も少ない。
村へは、カトマンズからネパールガンジへ空路50分、1泊、翌日ネパールガンジからジュムラへ空路50分。空港から村へ徒歩5時間の行程。


教 育 事 情

np01
1994年に10年制の「リナモッチェ」セカンダリースクール(16教室、男女トイレ、水道他)が完成。2009年より「10年+2年」(テンプラスツー)学校になる。就学率、識字率、SLC(10年生卒業認定全国試験)合格率が上がっている。手洗い、つめ切り、洗濯などの習慣が定着している。基礎教育の拡充につれ、卒業後村を出て都会の大学に行きたがる傾向出始めている。学力とお金不足で、今はまだいないが、時間の問題である。同時に、就学率は上がっているが、高学年になるほど低くなっている。 np02
今後の課題。学校卒業後、夢と希望と誇りを持って村で農業を引き継いでいけるように、学校教育でも「食える」農業技術、農業経営(マーケティング含め)を教え、経験させる必要があるとネパールカルナリ協力会では考えています。
2007年から千葉明徳学園がネパールカルナリ協力会会員として、教育支援活動に取り組んでいます。


援 助 活 動

<ネパールカルナリ協力会が行なった事業>
*16教室の校舎建設 *洗面所付きトイレ(男4、女3) *寄宿舎(8部屋・2階建)・40人 np3
*15キロW水力発電設置 *保健衛生留学制度実施(年に2人、3年間)(留学生を保健衛生の先生として派遣10年間) *農業技術支援(サツマイモ栽培、野菜苗床他) *豚飼育法の研修
*その他
教育支援をベースに、村・村人の自立を目指す。
今後の課題。自給自足を実現出来るように、「食える」農業技術の普及。第二ステップ、換金作物の栽培、生産の計画中。集約農業を目指しています。

3月、サツマイモの苗床を作る青年たち山小屋から村、学校、ヒマラヤを望む

援助のお願い

現金収入の少ない村で、生徒たちの中にはノートやボールペンや通学服、靴を買ってもらえなくて学校に行けない子がいます。また、農業技術も不十分で食料事情も劣悪です。自給不足状態です。
ネパールカルナリ協力会の活動資金の多くは、会員の年会費と善意の寄付と事業収入(カレンダー事業、イベントでのネパールカレー販売など)によるものです。しかし、残念ながら現在の我われの活動資金だけでは、村が抱える問題を解決することができません。
村人が農業で自立できるまで、皆様のご協力、ご支援よろしくお願いします。
「スタディーツアー」へのお誘い
ネパールのこと、ネパールの人を知らなくてもネパール援助はできますが、カルナリ協力会としては、ネパールを体感して援助してもらえることを期待しています。
食事、宿、トイレすべて日本には劣る環境ですが、村人、生徒たちの笑顔、ヒマラヤの山・川・満天の星空、豊かな自然が心を癒してくれます。明日の活力をお土産に楽しいひと時をツアーで体験しませんか。(詳しくは、事務局まで)

会員・寄付の募集

☆ネパールカルナリ協力会では、今後も現地の村人、生徒たちにより良い援助を持続するために、一人でも多くの方々にご理解とご協力を頂きたく、お願いしています。
☆会員、一般の方々からの「寄付」をよろしくお願いします!
年会費:個人会員 3000円
団体会員 5000円

振込先 :NGOネパールカルナリ協力会
郵便振替:00130-8-333312

NGOネパールカルナリ協力会

名誉顧問 田部井淳子(登山家)
福中儀明 (千葉明徳学園理事長)
代 表 白川嘉道 (理事)
事務局長 清沢洋 (理事)
事 務 局 染井英夫(理事)、江守亜由美
鈴木道子、鈴木正和、
〒188-0014 西東京市芝久保町1-7-13-307
TEL / FAX 042-462-5770
e-mail xcyhj470@ybb.ne.jp (白川)
kiyo72@sea.plala.or.jp (清沢)
URL karnali-nepal.blogspot.com

これまでの記事